知的障害のある人には、日々繰り返される行動習慣がある場合があります。
特定の商品のパッケージを毎日触る習慣があったり、
ゴミを捨てる際、バケツを必ず「ポンっ」と叩くことがお決まりだったり。
一見すると理解はできないかもしれないその行動も、
彼らにとってはひとつひとつ意味のある欠かせないリズムとなっています。
「ROUTINE RECORDS」では、そんな行動習慣にまつわるさまざまな音を聴取/音源化。
それらを用いて音楽を生み出す体験や、プロの音楽家による楽曲を通して
普段触れることの少ない知的障害のある人とわたしたちの垣根なき日常を繋ぎます。